@鉄輪温泉 「かぼす七味」〜憧れの別大マラソンとともに

地元・大分で何をチョイスするか迷いに迷う
すっかり寡作の人となってしまいました、申し訳ありません。今年初の更新です。
この連載をやっていて、やはり生まれ育ったこの県を外すわけにはいかない!でも、地元だからこそ取り上げたいものが多すぎて、何にするのか悩む・・・
やっと決心がつきました!別府の鉄輪温泉にしたいと思います。
憧れの「別大マラソン」についに出走! ゴール後号泣w

このところ2年連続で「別府大分毎日マラソン」に出走しています。
このレース、参加基準が厳しくて、フルマラソンの記録が3時間30分以内(直近3年間)をクリアしないといけない、僕が走り始めたときから目標にしていた憧れの大会なのです。
はじめて出走、完走した去年は、自己ベストを出せたこともあって、ゴール後感激のあまり号泣www 参加資格がある限りは出続けたい、と心に決め、今年も出走して、行きつけにしたい宿やレストラン、おみやげにしたいものが固まってきたのでここでご報告です。
大分名物・「かぼす」が利いた、すべてがうまくなる七味

ということで、別府でのおみやげは「かぼす七味」です。
要は七味唐辛子の中に大分名産・かぼすの果皮が入ったものなのです。かぼすの代わりにゆずが入ったものもあって、こちらの方がよく見かけるかもしれません。でも、大分に来たからには“かぼす”かな!
簡単に言うと「柑橘のいい香りのする七味」。
使い道はいろいろ。定番はお味噌汁にサッとふた振り。湯気とともにフワッとかぼすの香りが漂うのが、朝の幸せの象徴。豚汁にはさらに相性よし。

もちろんうどんに振っても間違いなく美味しいです。あとは、生姜焼きや豚丼の上にパラッといっても、ちょっと大人味になっていいのです。あとは塩味の(醤油だれでもいけます)焼き鶏、塩と混ぜて天ぷらなんかにも。
とりあえず気付いたら振ってみる、って感覚で日々大活躍しています。値段も500円くらいでサイズも小さいのでおみやげにはぴったり。(ガラス容器ではあるけれどね)
別府駅のおみやげ屋さん(一番手前のボン・マルセ)、あと北浜バス停近くのトキワデパートの1階「おんせん市場」など、大きなおみやげ屋さんで見かけます。今回は何回もバスに乗った北浜バス停前ののトキワで購入。空港行きのバスに乗る前にサッと買えて便利です。
定宿決定!居心地よすぎる鉄輪の「湯治柳屋」に連泊

お泊まりは鉄輪温泉の「湯治柳屋」。素泊まりが基本のお宿ですが、地獄蒸しの朝食を付けることもできます。お湯が素晴らしくて、湯治宿って言うよりもコンドミニアムって感じのお部屋も居心地よし。フリードリンクスペースや地獄蒸しできるところもあって、何日か滞在するのにもちょうどいい。今回はレース前日と当日の2泊しました。(なにせ、鉄輪のバス停始発で、スタート地点のうみたまごまで直通のバスが出てるから楽なのです)



右側にデスクスペースとキッチンがあるので、リモートワークだってできそうです。

お風呂は男女入れ替えでふたつ。蒸し風呂(源泉蒸気のサウナってことですね)と露天が付いたほうと、内湯だけのタイプ。この日はチェックイン後は内湯だけのほうが男湯でした。
泉質はナトリウム塩化物泉、塩分強めのメタケイ酸入り。「美肌の3大要素が揃った奇跡の湯」と言われています。
もちろんあったまりの湯。レース後の冷えたカラダと、限界まで使い切った脚の筋肉をやわらげてくれます。
夜も通しで入れるところがありがたい!深夜は寝湯でダラダラして、朝は露天でさっぱりして。
ちなみに、宿泊すると近くの共同浴場「すじ湯」に無料で入ることもできるんです。なので、2泊しても飽きずに入り続けられます。

ちょっと熱めでキリリと目が覚めます。寒い時期には格別。
ご縁ができて、毎年通うことになりそうな洋食屋さん

鉄輪はごはん屋さんもいろいろあるので、夕食にも困りません。
レース前日は「レストラン三ツ星」で、アルコールもカフェインも飲まずにビーフシチューをいただきました。オーナー夫妻が僕の地元(同じ大分県の日田市)でお店を出していたことが判明して、なんだか話が弾んで、レース前ちょっと不安だったのですが、「絶対大丈夫よ!」とものすごく応援してもらえて、元気をたくさんもらえました。おかげさまで今年も意外といいタイムで走れたので、これはお礼を言うべく、また来年も行かないと!!
メインレース後のひとりお疲れ会はご褒美すぎる名イタリアンで


そして、レース後は「湯治柳屋」に併設されたイタリアン「オット・エ・セッテ・オオイタ」へ。大分、いや九州屈指のイタリアン、自分的にはかなり高級店ではあるのですが、「今年のメインレースを走りきったご褒美だし」と言い聞かせ、そしてインテリアも素敵な高級店なのに浴衣で入れちゃうのがうれしくて(ジャージとスウェットしか持ってきてないし)、一人で張り切って出かけちゃいます。(一人でこんな洒落たコース料理の店に入るのっていまだに気が引けるのですが)

イラストも楽しい、丁寧に説明されたお品書きがあって、すべてに大分産の食材をふんだんに使った、そして見た目もワクワクするような一品一品が、2時間半くらいゆっくり時間をかけて饗されます。普段は2時間半もかかると酔っ払ってきて、しかもフルマラソンの疲れもあるのでだいたい眠くなっちゃうのですが、お酒もいつもよりゆっくりめのペースで、レースを振り返りながら、素敵な食事もお店の雰囲気もスタッフさんとの会話も楽しみながら、全然眠くならずに「ああ、いい時間だな」と幸せに過ごせるんです。
食べるべきものが多すぎてもう2泊くらいしたいのが別府です
七味の話から、いきなり高級イタリアンの話に飛んでしまいましたが、要は別府の食事はとても豊かで奥深くいろいろな楽しみ方があるので、何回来ても新しい発見があるということなんです。
そうそうおみやげとしてもうひとつ。
日持ちなどまったくなく、持ち帰りも気をつかいますが、「友永パン屋」も外せない!けっこう並びますが、こちらも別府名物なのでぜひ!ちょっと懐かしいあんパンやクリームパンは、朝ごはんとして買ってすぐその場で食べてもいいですよね。これはまた別の機会にご紹介したい!
トキワ別府店 おんせん市場

別府市北浜2-9-1
大分空港行きのバス停前にあるので、帰りにおみやげを買うときにちょうどいいんです。レイアウトが見やすくて買い物しやすいし。
湯治柳屋

別府市鉄輪井田2組鉄輪銀座通り
お部屋のタイプがいろいろあるのですが、個人的オススメはちょっとモダンな「ネスト」です。ミニキッチンがあるので買ってきた物を食べたりするのに便利
レストラン情報
レストラン三ツ星
別府市鉄輪みゆき坂1
イチローさんも訪れたという老舗洋食店。そのときに彼が座った席で食事させていただきました!家族経営のあったかいお店。オムライスが有名です。
オット・エ・セッテ・オオイタ
別府市井田2組
「湯治柳屋」の中にあるのですが、宿の予約とは別途で予約します。一品一品がエンターテインメントなイタリアンは、もちろん宿泊者以外でも利用できます。