@帯広温泉 「六花亭のお菓子たち」
前回からずいぶん時間が空いてしまいました…ちょっと本業に追われておりまして。
でも、旅にはけっこう行ってました。
ただ、おみやげとして愛するものと温泉地が絡まなかったり、同じ温泉地はまだ出せないなあ、と思っていたり(もともとお気に入りの温泉地に繰り返し行く習性あり)、とお題のセレクトに逡巡していた、というのもあります。
で、久しぶりの投稿です。
僕が旅先で買うおみやげの中でも実は一大勢力を誇るのが、「常温で持って帰られる甘いもの」。週末の晩ごはんの後のおやつタイム用にいろいろ見繕って買うのが楽しみで。
今回はそんな中でも、僕の中での「おみやげスイーツの最高峰」=「六花亭」愛を語りたいと思います。
六花亭と言えば、言わすと知れた「マルセイバターサンド」なのですが、もちろんこれも愛してやみません。でも、ほかにもお店に行くと必ず買ってしまうものがたくさん!

フリーズドライのいちごがまるごと入った「ストロベリーチョコ」、ふかふかでバターの香り豊かな「マルセイバターケーキ」、サクサクとした食感としっとりクリームのコントラストも楽しい「霜だたみ」…挙げるとキリがないのですが、とにかく売ってるものは全部好きと断言できるほど、たいていのものは食べています。自分用に買うのはもちろんですが、僕はいつも会社の人へのおみやげにもしています。

うちの部署は25人くらいの大所帯(そう、おみやげでよくある24個入りでは足りないのです!)なので、マルセイバターサンドをはじめ、何種類かをまとめ買いして(人気のものは4個セットで売ってるんです)、みんなに配り歩いて「どれがいい?」と選んでもらっています。けっこうみんなの好みがわかって面白いですよ。意外と「チョコマロン」が人気だったりとか。最近はリモートワークの人も多いので、その人には僕が勝手に「好きそうだな」と思うものを机に置きます。
「え?バラ捲きみやげにそんなお金かけるの?」と思われるかもしれませんが、そこはおみやげニストですから。
六花亭がおみやげとしていいなあ、と思うのは「みんな知ってるけど、そう簡単には買えない」ってところかな?(道内でもお店も増えたし、物産展で売ってることもあるけどね)パッケージも可愛いし。渡すと「わあ、私これ好きなんですよね♡」と言われることが多くって。(ちなみに、うちの部署は僕以外全員女性です)実家に帰ったときに買う「博多通りもん」との二大鉄板なのです。
そして、スイーツ以外にも六花亭には隠れた名品が! それは「オリジナルコーヒー」と「加賀棒茶 ほうじたて」。

これもお店に行くたびに購入しています。コーヒーは六花亭のスイーツに合うように強めのロースト、そしてほうじ茶は以前この連載でも紹介した石川県の丸八製茶場のもの。僕が嫌いなはずがありませんw
大きな袋いっぱいに買い込んだ後は、店内でしか食べられないスイーツにまで手を出してしまいます。それは「マルセイアイスサンド」「雪こんチーズ」「サクサクパイ」。なにせ要冷蔵かつ、賞味期限2時間ですから! 毎度、どっちにするかショーケースの前でうんうん唸ってるおじさんとは僕のことですw そして、ポイントカードの会員にもなっている(!)ので、たまったポイント(けっこうすぐたまる)でコーヒーも一緒にオーダーして、店内でいただいたり、街歩きしながら頬張ったり。

さらにさらに、ここ数年はいろんな路面店にある六花亭の喫茶室の素晴らしさにも目覚めて、帯広の本店をはじめ、苫小牧や富良野の六花亭でも優雅にお茶の時間を過ごしています。


本店なんて開店前から行列できてるんです!何がいいって、昔ながらの喫茶室と見せかけて、季節限定のメニューも豊富だし、何より白を基調としたインテリアが清潔感があって落ち着くんです。いい空気感にいい時間が流れてる。

近所にあったら毎週通っちゃうなあ。
はっ!六花亭に夢中になりすぎて、温泉のことに触れてなかった…
六花亭本店のある帯広市の帯広温泉は市街地から近いモール泉で有名な温泉地。なかでも「森のスパリゾート 北海道ホテル」はその名の通り、街中でもまるで森の中にあるかのような緑豊かな立地です。モール泉は茶色く濁った腐植物質を含むアルカリ性の温泉。泉質としてはナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉です。印象としては近くにある十勝川温泉にちょっと似てるかな?
そして最近はサウナ好きさんの聖地としてもすっかり有名になりました。ホテル内のショップでもサウナハットとかタオルなんかのグッズも売ってるし。客層も回数券持って通ってそうな、いかにも”サウナLOVE”みたいな人々も多く、“セルフ・ロウリュ”なんてやってたり。

個人的には緑に囲まれた露天風呂が好き。広さはないけど、椅子があったりしてサウナでほてりまくった体を冷やすにはちょうどいいのです。お湯も熱くないから長湯もできるし。
そして、もうひとつ好きなのが「朝ごはん」。なによりホテルの自家製パンがうまい! 洋食だけどビュッフェじゃないのもうれしいし。音更町産の白い卵のオムレツや鹿追町産のヨーグルトと地元食材がふんだんに取り入れられているのもいいんです。広~い庭の真ん中にあって窓が広いので、森林浴しながら食事をしている気分。おいしさ3割増し!


帯広には他に地元民御用達のカレーのインデアン、あと個人的にお気に入りのパン屋「麦音」(買ったパンがお店の広い庭で食べられる!)なんかもあって、「洋っぽいもの」が実は大充実。旅に出るなら、帯広ならではの「ちょっとオシャレな洋食」をいろいろ食べ歩く、そんなテーマでめぐるのも楽しいですよ!
Data

六花亭 帯広本店
北海道帯広市西二条南9丁目6
www.rokkatei.co.jp
森のスパリゾート 北海道ホテル
北海道帯広市西7条南19丁目1番地
www.hokkaidohotel.co.jp