@蔦温泉 蔦オリジナルブレンドcoffee – 温泉会議
温泉地のおみやげ屋さんを見かけると自動的に吸い込まれてしまう体質のワタクシ。日本中の温泉地でお買い上げ、しかも気に入ってリピートしているものばかりを温度高めに語ります!

@蔦温泉 蔦オリジナルブレンドcoffee

温泉おみやげ二スト・雑誌編集者

旅のおとも、といえばコーヒーな気がしません?

今回紹介する「蔦オリジナルブレンドcoffee」。680円
このくらいシンプルな見た目のほうが好みです

普段から無類のコーヒー好きなんです。
朝起きて豆から挽いてカフェオレを作り、仕事中に1日3杯くらいは飲み、週末は最近できた行きつけのご近所カフェでゆるゆる時間を過ごして…日常の中にはなくてはならない存在。
旅先でもそれは同じで、新幹線に乗り込むときの一杯、運転中の眠気覚まし、その街ならではのカフェめぐり…欠かせない旅の相棒というか、特に最近の出かけるときのキーワードが「おいしいコーヒー飲みたい」になってるとも言えるほど。眺めのいいご当地スタバを訪ねるのも結構好き。
おみやげニスト的には、このごろ一杯ずつ楽しめるドリップパック式のコーヒーが、その街ごとにいろんなものが買えるようになってうれしい限り。コレクションのように、旅するごとに気になるものを買い込んだりしています。温泉宿がオリジナルのコーヒーを販売してるパターンも増えました。

蔦温泉のオリジナルブレンド発見!おみやげニストの血が沸き立つ

ということで今回紹介するのは、青森県蔦温泉のオリジナルコーヒーです! 以前宿の駐車場脇にあった伝説のおみやげ屋さんでいただいた味が忘れられなくて(今は残念ながら閉店)、館内のおみやげ屋さんで再会して思わず購入!
シンプルながらも蔦沼の緑を思い起こす、自宅に帰ってからでも旅の余韻に浸れるようなビジュアルもつい手に取りたくなります。
残念ながらドリップパックはなかったので、普通に粉がまとめて入っているやつにしました。ドリップパックバージョンもぜひ販売してほしい!

新しくなってたお土産売り場でも一番目立つ位置に。味に自信、の証拠ですよね、きっと。

宿の朝食でお試しできる!時を止めるコーヒー

でも、コーヒーってパッケージだけではなかなか味もわからないし、説明書きを読んでも想像できるようなようなできないような。でも、こちらのコーヒーは同じものが宿の朝ごはんの時に味わえるのです! ちゃんと味がわかってから買えるのはありがたい!
しかもUCCとコラボしている、ということはきっと間違いないはず。
「苦みと酸味のバランスがよく、口の中ですっと消えるような味わい」と書かれていますがまさにそれ!個人的には少しだけ酸味が勝ってる気もしますが、コーヒー独特の“圧”を感じずに、すっと飲めておかわりだってしたくなっちゃう。
いただきながら、このあとあそこに行ってここに行って…と予定が詰まっているはずなのについついゆっくり時間を過ごしたくなります。

このポスター、去年はなかった気がする。もしかして味がグレードアップされたのかも?そしてこれ読んじゃうと買いたくなっちゃいますよね!

何としてでも毎年泊まりたい蔦温泉の魔力あふれる湯

蔦温泉に関して、僕なんかが語るのはおこがましいのですが、毎年夏になると(正確には7月の3連休に)訪れる、愛してやまない湯宿です。足元の板の間から湧き出てくるナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉は、キリリとやや熱めながら、出たり入ったり、湯端に寝転んだりしながら、昔ながらの久安の湯で過ごす時間は何物にも代えがたい至福のとき♨ガッツリ発汗しまして、すっかりととのった後はお休みどころで水分補給しながら読書。窓から眺める雨に濡れた緑がまた心地よくて。(蔦温泉は僕の中ではいつでも雨のイメージなのです)

源泉がドバドバかけ流されている久安の湯。男女交代制です。あああ、これ見てるだけでここに寝転びたくなってきた!

実は青森って、知る人ぞ知る「カフェの街」だと思っています

そして、青森の旅、僕の中でのこのところの楽しみのひとつは「カフェめぐり」。温泉同様、街なかにオシャレでおいしいカフェが点在していて、お風呂あがりや電車の待ち時間に一杯いただくのがすっかりルーティンになっています。

中でもお気に入りは駅からも近い、「カフェ・デ・ジターヌ」。ここのジターヌ・ブレンドがうまいのです。ちょっと酸味もある優しい味わいが、旅の疲れを溶かしてくれると同時に、「さて、このあと行く温泉、楽しみだな!」とポジティブな気持ちにさせてくれるほかではなかなかない効果のある一杯。そしてうれしいことに、ドリップパックも販売しているので帰りに購入するのもお約束。

しかもこちら、駅の反対側のオシャレなおみやげやさん「A-FACTORY」でも売っているので便利です。

席が少ないのでいつも空いてなかったらどうしよう、とドキドキしながら向かうのも旅の楽しみ?大丈夫、店先にも席があるんです
ドリップパックはオリジナルブレンドと苦み強めの青森ブレンドの2種があります。各220円。

駅から近いので、電車の待ち時間に最適。あと、酸ヶ湯温泉行のバス発着場の目の前なので、酸ヶ湯に行くときも必ず寄ります。

カフェ・デ・ジターヌ古川店 青森市古川1-5

café-gitanes.com *日曜日お休みでした!

いつもの朝ごはんがゆったり余裕をもって味わえる。思わず遅刻しそうに!

後日、さっそく買ってきた「蔦オリジナルブレンドcoffee」を淹れて朝ごはん。いつもは朝はカフェオレなのですが、せっかくのこのコーヒーのジェントルな味わいを消したくなくて、もちろんブラックコーヒーでいただきました。やっぱり朝から優しい味わいでなごんでしまって、仕事行きたくなくなる癒し効果w

自宅で朝ごはん、の図。コーヒーカップは小石原焼です。
おいしいパンとコーヒーとフルーツ、ヨーグルトが定番。
余力があれば卵料理。…ちょっと女子度高しw

旅先で出会った「おいしい」を自宅にも連れて帰って味わって、また楽しかった記憶を呼び覚まし、さらにはまた行きたいな、と思いを馳せて…そこまでが旅の楽しみだと思っています。だから僕はいつでも荷物いっぱいでふうふう言いながらもおみやげを買い込んでしまうのかもしれません。

◆蔦温泉旅館

言わずと知れた青森を代表する名湯。冬期休業あり。今年は11月26日までみたいです。

青森県十和田市奥瀬字蔦の湯1  tsutaonnsen.com

井上智明
温泉おみやげ二スト・雑誌編集者
1970年、おんせん県生まれ。出版社に雑誌編集者として勤務しつつ、日本全国の温泉めぐりをライフワークとする。好物は「硫黄の香り」「ぬるめでのんびり」「寝転がれる」。近年ランニングに目覚め、全国のマラソン大会に温泉とセットで出かける「旅ラン」も増える。ほぼひとり旅。旅先で駅の売店、道の駅、おみやげ店を見つけると自動的に吸い込まれる性質あり。
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