北海道の遅い春です【日本最北の温泉郷とよとみ温泉】
いよいよGWも中盤。
今年は賑わいのニュースも多く、みなさま温泉を楽しまれているでしょうか?
札幌出身の私としては、GWといえばお花見(をしながらジンギスカン)というのが、札幌周辺の方たちならではの季節感なのですが、こことよとみ温泉は、温泉場としては日本最北。桜の季節にはもう一息。
で・す・が
川島旅館の露天風呂からあたたかい湯気を通年あびているこの桜ちゃんは、周辺よりも少し早く開花します。
リニューアル工事をした2016年の春に植えた時はまだ小さな苗木でしたが、私の背もゆうに越して、たくさんの花をつけるようになりましたよ。
中庭ではスイセンが満開に。
これはエゾエンゴサクです。
食べられるそうですが、美味しさよりもキレイさが上なので、当館では食材にはなりません。
北海道では「エゾ」がつく植物や動物がたくさんいます。
春なら
エゾノリュウキンカ
エゾヤマザクラ(函館などの南部以外ではソメイヨシノは育ちません)
ここ、とよとみ温泉のある豊富町の利尻礼文サロベツ国立公園の代表的な花はエゾカンゾウ。
エゾシカにエゾリス、エゾユキウサギなどには運が良ければ会えますよ。
こいのぼりは、男の子の誕生を祝う意味もありますが
遭遇する難関を鯉のように突破してほしいという願いも込められているそう。
登竜門の「竜門」とは、中国の黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流のことで、その竜門を登りきった鯉は、竜になるという伝説から、日本でも立身出世の象徴なのだとか。
久々の青空に泳ぐ川島旅館のこいのぼりが、みなさまのご発展もお祈りいたしております。
写真をご覧になってお察しのとおり、
こちらはまだまだ寒く、風がつめたく、外を歩くときはまだダウンがあっても大丈夫です。
お越しの際はどうぞあたたかく。
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