伊織のバスタオル@道後温泉 – 温泉会議
温泉地のおみやげ屋さんを見かけると自動的に吸い込まれてしまう体質のワタクシ。日本中の温泉地でお買い上げ、しかも気に入ってリピートしているものばかりを温度高めに語ります!

伊織のバスタオル@道後温泉

温泉おみやげ二スト・雑誌編集者

おみやげの常識を外し続ける謎連載

旅先で買うおみやげの定番といえば、「軽い・かさばらない・日持ちする」が言わずもがなのルールだと思います。…が、お気づきの方も多いかもしれませんが、この連載で紹介されているものは、ほぼ逆のものばかり(笑)重たい瓶に入ったジャム、要冷蔵の干物…そして今回はかさばるタオル、しかもバスタオル!

なぜそういうことになるのか。それはこの連載はたいてい「自分のためのおみやげ」がテーマだからです。長い休みなどでは仕事場におみやげを買うこともありますが、あまりに頻繁だと、「遊び歩いてばかりのいいご身分の人」って思われてしまうので…

で、今回は自分へのおみやげの最たるもの「頑張った自分へのご褒美おみやげ」です。

それは「ちょっといいバスタオル」。

愛媛県といえば「今治タオル」の産地として名高いですよね。道後温泉のある松山市内にも今治タオルを販売しているお店は数多くあります。なかでもお僕のお気に入りは温泉街のアーケードのど真ん中にある「伊織」。バスタオルだけでも何種類もあって、お風呂あがりの浴衣姿で広い店内を練り歩きながら「どれにしよう?」とあれこれ見て回るのも楽しいんです。

道後温泉を訪れると高い確率でこちらでバスタオルを購入していて、そのうち2枚は我が家で今、現役で活躍中です!

思わず顔をうずめたくなる「誘惑のタオル」、ヤバいです、これ

リアルお風呂あがりの図。このくらい気持ちいいんです!

なかでもお気に入りは、その名も「すごいバスタオル」。もうねえ、これ、ふっかふっかなんですよ!「柔軟剤不要」とすらうたわれているほど素晴らしい柔らかさ。肌に乗せた瞬間、ものすごい勢いで吸水していきます!ついつい顔をうずめてしまいたくなるくらい。

右が「waffle」、左が「すごいバスタオル」。見た目も使い心地も対照的です。
右がお店のタグ、左は今治タオルを証明するタグです。そして見て下さい、この羊みたいなモフモフ感!

もうひとつは「waffle」。こちらは対照的にさっぱり軽やかさのある肌触り。夏場なんかはこれで拭くと気分もスッキリ。ベージュっぽいカラーリングもオシャレです。

今回は3枚目のバスタオル。今までの二枚が傑作すぎてどれにしようか悩みに悩んだ末、「cotan」のミニバスタオルに決定! 

見ての通りスリムな見た目なのです。このサイズで家族の人数分揃えて、各自マイタオルを持つお宅もあるそうです。よーく見ると、繊維のループが長め。これが吸水力の秘密かと。

なんでミニにしたのか?洗濯するとき、干すとき、たたんで収納するときにコンパクトでいろいろ楽チンかな、というのは表向きの理由で、ちょっとお高かったから小さめサイズにしたのです。ミニバスタオルで¥4,950なり。小さめとはいっても44×110cmなので必要充分ではあるのですが。ご褒美とか言ってたくせに肝心なところでビビるのはいつものことw

カラーも今ある「waffle」より少し濃いめのベージュです。ウチのバスタオル、白が多いのでちょうどこういうの欲しかったんです。何より白より汚れが目立たない!

愛媛マラソンのゴール直後。(オレンジの人です)ヤバい、こんな顔撮られていたのか・・・

で、さっきからご褒美というワードを繰り返していますが、何のご褒美かって?

それは、2月に行われた愛媛マラソンで、4年ぶりに自己ベストを更新したご褒美です! なにせ、ゴール手前でうれしくて?なのか何なのかとにかく涙が止まらなくて。3時間22分ちょうど。4分以上タイムを縮めることができました!

店内を浴衣でいろいろお試ししながら練り歩くのが楽しい

なので、ものすごくご機嫌で意気揚々とお店に乗り込んであれこれ物色していた次第。

今回選んだ「cotan」もモフモフふかふか系です。柔らかくて、でも重さはなくって心地いい。ただし、「すごいバスタオル」より繊維は細くてループが長く取られているような。我が家の新たな定番に加わりました。“自分用にバスタオル”とまではいかなくても、ハンドタオルなんかの小さめサイズもあるし、価格帯も幅広いので、家族や友達へのおみやげなんかにも、もちろん!(急に迎合しようとしてます)

道後温泉でのいつもの宿は、鯛づくしが楽しみな「さち家」

道後では珍しい源泉かけ流しのお湯

道後温泉でのお泊りは、アーケード街からちょっと行ったところにある「さち家」。小さなお宿ながら、道後では珍しい源泉かけ流しのお湯が楽しめます。泉質は硫黄も含まれたアルカリ性単純泉の優しいお湯。夜遅い時間帯は予約して貸し切りで使うこともできます。

ドンと豪勢に鯛の薄造りとかぶと煮。松山で鯛の本当の美味しさを知りました。

そしてお楽しみはごはん!

晩ごはんは、まるで自己ベストを祝うかのような鯛づくし!(いや、いつでも鯛づくしなんですけど、この日の僕にはそうとしか思えない)大皿にドンと盛られたお造り、まるごとのかぶと煮、大きな切り身の鍋、〆には鯛ごはん!

ご主人も親切で聞き上手。つい乗せられて「本日の自分がいかに頑張ったか」をリキリキと語ってしまいました…

飛鳥の湯
オープンアタックを仕掛けて一番乗りして撮った露天風呂、まだ暗いですね。

温泉街の中心にあるので、お宿を拠点にして道後温泉本館や飛鳥の湯といった外湯めぐりももちろん堪能できます。

伊織本店

松山市道後湯之町20-21 ☎089-913-8122

もちろんオンラインでも購入できますが、タオルって実際触ってから買いたくなりますよね。お店が広くて明るくて、店員さんも親切で気持ちよく買い物できます。

道後湯の宿さち家

松山市道後湯の町13-3 ☎089-921-3807

井上智明
温泉おみやげ二スト・雑誌編集者
1970年、おんせん県生まれ。出版社に雑誌編集者として勤務しつつ、日本全国の温泉めぐりをライフワークとする。好物は「硫黄の香り」「ぬるめでのんびり」「寝転がれる」。近年ランニングに目覚め、全国のマラソン大会に温泉とセットで出かける「旅ラン」も増える。ほぼひとり旅。旅先で駅の売店、道の駅、おみやげ店を見つけると自動的に吸い込まれる性質あり。
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