別府湾を一望!「七日一巡り」で湯治リトリート体験
大分県別府市に、今年の春、湯治リトリート施設「七日一巡り」がオープンします。オープン前のモニター体験をしに行ってきました。鉄輪で人気の湯治シェアハウスを手掛ける「湯治ぐらし」のお宿です。


宿から絶景を眺める
場所は別府市小倉。宿からは高崎山と別府湾を一望できます。別府湾から昇る美しい朝日を海向きのお部屋から拝むこともできるんです。

お宿は元々旅館だったところ。館内はとても綺麗で、なんと海向きの一部のお部屋は露天風呂付きです!


館内には新品のキッチンが。ここで思い思いの自炊料理を楽しめます。宿のそばには歩いていける24時間スーパーもあり買い出しも便利です。


温泉も完備。今準備中で、オープンの頃には楽しめそうです。

長期滞在できるよう、洗濯機もばっちり完備。

布団を敷く和室のほかに、ベッド付きの部屋もあります。

湯治リトリートプログラム
湯治リトリートプログラムを謳うこちらの宿は、「七日一巡り」と言うだけあって長期滞在をして体をリセットするプログラムが用意されています。初日は鬼石の湯へ。温泉の入り方や別府の温泉マナーを温泉入浴指導員の方に習って入ります。

翌日のランチは、鉄輪温泉にある蒸士茶楼で。地元のホテルで長く中華料理の料理長を務めてきたオーナーが中医学の知識をもとに、各人の体調に合わせた薬膳スープなどの料理を振る舞ってくれました。地獄窯でじっくり蒸した食材はうまみたっぷり。






夕食は、別府鉄輪で京都のおばんざい料理屋を営む「おかみ丼々和田」のお料理も。地獄蒸しされたお野菜が豊富に使われています。新鮮なイワシの生姜煮もおいしかった。大分は山と海の幸が両方楽しめる素晴らしい場所ですね。








食材を50度洗いして、みんなでお料理を作ったりもしました。

滞在中は、近くの町営浴場「照湯」や豊山荘など湯めぐりも楽しみました。照湯は豊後森藩のお殿様も入った温泉。単純温泉で少し青みがかっていました。豊山荘はアルカリ性 含硫黄 – ナトリウム – 硫酸塩・炭酸水素塩泉。ぬるぬるツルツル温泉でした。ちょっと歩くだけで異なる泉質のお湯を楽しめるのも面白い。



プログラム内では、味噌蔵が多い杵築市のふるさと納税返礼品でもある「塩がちがう手前味噌キット」を使った味噌作りもしました。ペースト状にした蒸し大豆にオーストラリアで2年間天日干ししたミネラルたっぷりの塩が入った塩入大豆は既にペースト状になっており、杵築産の山香米でできた麹の粒を潰してひたすら混ぜるのみ。麹の良い香りに室内が包まれました。できた味噌は持ち帰り。できあがりが楽しみです。


そのほかに自重で心身を整える体操をしたり、鉄輪の街まで歩いて湯めぐりをしたり、新たな温泉仲間ができたり。とても楽しい4日間を過ごしました。
春のオープンが待ち遠しい。様々なプログラムは自分で好きなものを選べる予定とのこと。長期滞在で心も体もリセットできること間違いなしですよ。
七日一巡り
大分県別府市小倉1組
2025年春オープン予定とのことです。
詳細はinstagramをチェックしてください。